スタンディングデスクにして3年が経過しました。
足が痛い。疲れる。といった症状も最初はでますが、結果的にスタンディングデスクにしてよかったので継続しています。
もちろん良いことだけではありません。
というわけで感想とメリットとデメリット書いていきます。
目次
座り続けていると死亡リスクが上昇
そもそも座ったまま長時間同じ姿勢でいるのは危険です。
肥満や糖尿病に限らず、高血圧症や心筋梗塞、脳梗塞、がんなど死亡率が上がることがアメリカの研究でわかっています。
健康にも良くないことが調査でも明らかになっています。
長く座ることの問題を指摘した、ある研究がありました。
国内の45歳以上の男女22万人を3年近くにわたって追跡した調査。
期間中に亡くなった人たちの生活スタイルを調べたところ、座る時間が大きく影響していました。
1日4時間未満の人たちと比べて11時間以上だった人たちは死亡するリスクが40%も高まっていたのです。
“座位行動”研究の第一人者 ネヴィル・オーウェン博士
引用:“座りすぎ”が病を生む!? – NHK クローズアップ現代+ – NHKオンライン
そこで考えられたのがスタンディングデスクです。
スタンディングデスクのメリット4つ
1.集中力・生産性が上がる
一番のメリットは集中力と生産性と集中力の向上です。
座って書くより立って書いたほうが明らかに集中できます。
また生産性も明らかに上昇します。
2.ひらめきや発想力も上がる
ひらめきや発想力も座っているときより上昇している実感があります。
私だけでなく多くのスタンディングデスク経験者が実感しています。
3.眠くならない
昼食後でも眠くなりません。
そりゃ立っていますからね。
眠くなるのはどうしょうもなく疲れているときですので休んだほうがいいでしょう。
4.足腰が鍛えられる・姿勢に良い・腰痛防止
立っているので足腰が鍛えられます。
人間のからだというのは足腰から弱ってきますので、これが強制的に鍛えられます。
それに自然と姿勢がよくなります。
また、座っていることでなりやすい一番の病気と言えば、腰痛です。
この腰痛防止にもつながります。
グーグル・FACEBOOK・サイバーエージェントも採用
あの大企業グーグル・FACEBOOK・サイバーエージェントもスタンディングデスクを採用しています。
⇒ グーグルもフェイスブックも導入、立って働くほうが疲れず生産性も上がる理由
こんな大企業が採用するのも、生産性が上がっているからです。
実際体験したデメリット4つ
では、実際体験したデメリット4つを書いていきます。
1.最初は足が痛い
とにかく足が痛くなります。
それだけ長時間立っていることがありませんでしたからね。
これはスタンディグデスク体験者に一番はじめに襲い掛かる症状です。
2.長時間になると疲れてくる
長時間になると疲れてきます。
そもそも立っているだけでエネルギー消化してますからね。
3.作業系の仕事にはあまり向いていない
作業系の仕事には向いていません。
例えば、コピー&ペイスト作業を1時間やるとか(どんなときだよ、、)のような頭を使わない作業はものすごく疲れます。
向いているのは頭を回転させるクリエイティブな仕事です。
4.自作だとダサい!orお金がかかる
スタンディングデスクの環境をつくるのに少し手間がかかるのとダサいです。
まあ誰も見ないので、ダサさはきにしなければいいのですが。
私もダサイのは承知ですが、能率重視です。
ダサくない、本格的な企業にあるようなスタンディングデスクを買うと2~3万もします。
追記
高いと思いましたが、このスタンディングデスクは機能性などについて素晴らしいように思えます。
レビューも2018年4月現在☆4と☆5しかない好評かレビューのみ。
購入検討中です。
デメリットのための対策3つ
そんなデメリットをふまえた上での対策を3つお伝えします。
1.定期的に座り休憩をとる
定期的に座り休憩をとります。
これは絶対です。
4時間ぶっつづけとかはさすがに無理ですしむしろ健康に良くありません。
体調にもよりますが30~1時間ぐらいに1回は座ります。
足が痛いのは単純に筋肉不足ですので、自然に慣れてきます。
2.こだわらない。柔軟に座ってPCもやる。
「おいおい常に立つからスタンディグデスクじゃないのか?」
という声も聞こえてきそうですが、そんなことはありません。
完全にどちらかにしなくてはいけないと誰が決めたのでしょうか。
それに、特に頭を使わない作業系の仕事は座りながらやったほうが効率的で生産性が上がります。
自宅でスタンディングデスク解除が面倒なので、座りたいときは私はカフェで仕事をします。
3.自作なら靴箱・ダンボールがおすすめ。
スタンディングデスクを自作するなら靴箱がおすすめです。
靴箱は頑丈で、高さもあるので調整に非常に便利です。
靴箱がなければ頑丈さは劣りますが、ダンボールですね。
お金もかかりません。
実際の私のダサい自作スタンディングデスク
- 靴箱2個を机の上に積み重ねて、その上にノートパソコンを設置。
- マウスは靴箱と高さ調整のためのキーボードの空ケースを使用。
ダサいですが、能率重視なのでご了承下さい。
一歩手前視点
PC中の視点はこんな感じ
靴箱2個を積んでいます。
マウスの方も靴箱とキーボード購入時のケースを利用。
少し遠めにみるとこんな感じ。
疲れて座りたくなったらこんな感じ
靴箱をどけて、隣の高めのイスに座るだけです。
30秒で変更できるので楽です。
イスを高めにしたのはそのためです。(ドンキホーテで3000円ほどで購入)
マットがあれば足も痛くなりにくい
マットを用意した方がいいです。
最初は床に立ってやっていましたが、足がすぐ痛くなりますし、冬だと足の裏が冷たくなります。
100均とかでいいので、あったほうがいいでしょう。
とにかく、同じ姿勢でいることが良くない
デスクワークが悪いと言われる理由は、長時間同じ姿勢でいることです。
整形外科の人や整骨院の人みなさんそう言っていました。
せっかくスタンディングデスクにしても同じ姿勢でずっといたら意味がありません。
定期的にストレッチしすることが、大切です。
ひじの角度とディスプレイまでの距離に注意
スタンディングデスクで最も大切なことは高さ調節です。
この高さ調節だけは神経質にやりましょう。
これを謝ると首コリになったり健康を損ないますので、これだけは真剣に行いましょう。
下記の2点だけ注意して設置しましょう。
- キーボードはひじが90度に曲がるように設置。
- ディスプレイは目線より少し下に設置して、傾きは20度ほど
まとめ:スタンディングデスクもデスクワークも両方のメリットをとりいれる。
スタンディングデスクは、生産性が上がりクリエイティブな仕事に大変向いています。
姿勢も良くなり、足腰も鍛えられますので非常に健康的で、スタンディングデスクにしてよかったと心から思っています。
デメリットは、長時間が疲れることと作業系の仕事に向いていないこと。
ですので、この対策として定期的に座り休憩をとり、作業系の仕事や本格的に疲れているときはカフェで座って仕事をするなど柔軟に使い分けています。
どちらかにしなければいけないこともないですからね。
私は家ではスタンディング。
カフェでは座る。
というスタイルをとっています。
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