仙腸関節障害者が前向きに生きるためのたった1つの考え方をお伝えします。
あなたは前向きに楽しく生きたいですか?それともぶつぶつ文句を言って後ろ向きに生きていきたいですか?
このたった1つの考え方を自分の中に腹落ちさせれば、あなたは100%前向きに生きることができるようになります。
では、結論からお伝えします。
そのたった1つの考え方とは
・・・
「自分の人生が新しい章になった」
と考えることです。
どういうことかというと、
仙腸関節障害になる前の自分の人生を第一章とします。
そして、仙腸関節障害者になった自分の人生これを第二章と考えます。
一言で言えばそれだけです。
イメージとしては、映画でも小説でも、長編だと第1章、第2章、第3章…
とあると思います。
このように、「区切りをつける」と言う意識です。
仙腸関節障害者はなぜ苦しんでいるのか? ?
そもそも身体障害者になることでなぜ苦しんでいると思いますか?
あなたはなぜ苦しんでいるのですか?
それは、喪失感です。
「今まではできていたのに…」
と過去はできていたのに今はできない、できなくなってしまったと言う喪失感であなたは苦しんでいるのです。
これが一番の苦痛の正体です。
よく言われることですが、生まれつき障害を持った人より途中で事故などで障害を持った人の方が苦痛が強いと言われのは、これが理由です。
なぜなら生まれてから障害を持っている人はそれが当たり前なので喪失感を一切感じないからです。
しかしその喪失感から解放される考え方が1つあります。
それがお伝えした、
「自分の人生が第二章になった」
と言う考え方です。
自分の人生は第二章になったんだ。
新しい人生になったんだ。
このように「区切り」
をつけることで喪失感を感じなくなります。
実際私はこの考えを腹落ちするまで自分の中に落とし込んだだけです。
それさえできれば、完全に喪失感を感じなくなります。
喪失感がなくなれば苦痛が一気に落ちます。
むしろ最近の私は当初よりどんどん回復しているので、喪失感の真逆である、自分がどんどんパワーアップしていく感覚、獲得感を味わっていて、人生が楽しくて楽しくて仕方ありません。
(今も500ミリのペットボトルすら持てないですし、階段ものぼれないですし、入浴もできないのにですよw)
以前の記事でもお伝えしましたが自動的に加点式思考になっていくのです。
自動的に加点式思考になってるので、落ち込むことは一切なくなります。
比較対象が健康だった昔の自分ではなく、一番重度だった自分になる
比較対象が昔の自分になると落ち込みます。
区切りをつけないと健康だった自分と比べてしまうので、いつまでも喪失感で苦しみます。
しかし区切りをつければ、比較対象が仙腸関節障害者になった重度の自分になるので、その状態より今が良いのであれば獲得感を味わいポジティブな感情になります。(最も自分が悪かった時期をスタートと考えるのが望ましいでしょう。)
以上が核心部分です。
腹落ちさせること
後は、この考え方を時間をかけて落とし込むだけです。
腹落ちさせるだけです。
頭でなんとなく理解しているのと、落としこんで完全に腹落ちしているのとでは天と地ほど違いますので、時間を使って自分の中で腹落ちさせることです。
不幸になる考え方はこの逆です。
「今までの自分を取り戻したい…涙」
「昔のような日常に戻りたいよお…」
このような、「自分の中の心の喪失感を埋めたい!」と必死になっている限り一生苦痛を味わい続けます。
これはとても辛いです。
もちろん当初は誰でもそうなりますし私も昔はそうでした。
しかしこのような喪失感を埋めようとする、喪失感を埋めなければ私は幸せになれない
と言う誤った執着を捨てない限り一生不幸になります。
私は今までこの障害になってきてたくさん身体障害者の方のマインドを勉強してきました。
分析の結果、前向きな人といつまでも後ろ向きな人の違いはこのたった1つの考え方の違いに気づきました。
それがお伝えした、喪失感を埋めようとしているのか、新たな自分となり新たな人生を歩もうとしているのか?
このたった1つのマインドに集約されていると結論になりました。
短い内容ですがこのマインドは超重要なのでぜひ腹落ちできるようになるまで落とし込む価値は十分にあると断言致します。
(どれがあなたに響くか分かりませんが、自分の人生の第一章が終わって第二章になった。
新しい自分の人生が始まって自分は今2歳になった。などのイメージで私はしっくりきました。)
腹落ちできればあなたは幸せになります。
ぐずぐず言って喪失感をいつまでも求めるようであれば一生不幸になります。
どちらでも、好きな人生を選んでください。
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