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ドラマ ケイゾクとは?
“ケイゾク”と呼ばれる、迷宮入りした事件を担当する警視庁捜査一課弐係に配属された、東大卒のキャリア警察官僚・柴田純(中谷美紀)と、元公安の叩き上げ刑事・真山徹(渡部篤郎)が難事件を解決していくミステリードラマ。
SPECはケイゾクの10年後の世界であり、演出も同じ堤幸彦監督。
引用:exblog.jp
放送期間:1999年1月8日~3月19日
放送時間:金曜日22:00 – 22:54(54分)
主な出演者:中谷美紀、渡部篤郎、鈴木紗理奈、徳井優、長江英和
演出:堤幸彦 脚本:西荻弓絵、清水東
最高視聴率:15.7%
第1話~7話までのあらすじ
1~7話までは1話完結型のストーリーで、未解決事件を柴田が「あの~犯人わかっちゃったんですけど・・・」と言って次々と未解決事件を解決させていきます。
1話完結型ですので、わかりやすくシンプルです。
1話完結型ですが、柴田と真山の関係は少しずつ進展していきます。
第8話からは話が複雑になり、一度だと理解するのも難しいかもしれませんので、完結型のケイゾクの方が好きだったという意見も多いですね。
個人的には、第4話の「泊まると必ず死ぬ部屋」が一番好きですね。
ケイゾクは真山(渡部篤郎)がとにかくカッコいい!
ケイゾクで男女問わず一番人気だったのが真山(渡部篤郎)です。
破天荒さもありながら、ときに見せる優しさに女性はメロメロ!
そして、男性までも魅了しました。
真山は、男が惚れる男です。
俳優さんに女性ファンがいるのは当たり前ですが、男性を魅了する俳優さんとなると一気に少なくなりますよね。
男である自分も真山のようになりたいと思うほどですし、こんな味のあるカッコ良さができる俳優さんは今はいないんですね。
渡部篤郎さんファンになった人も大勢いるでしょう。
↑これAmazonで買いましたが、くっそかっこいいですw
真山(渡部篤郎)×柴田(中谷美紀)の二人のコンビが最強すぎる。
すべてのケイゾクファンが愛しているのはこの二人でしょう。
どちらか片方が違う役者さんだったらこんなにもケイゾクは愛されていないでしょう。
何度みても微笑ましい気持ちになります。
そんな二人の名コンビぶりが1分でわかる動画はこちら↓(これだけならネタバレにはならないでしょう)
ドラマでこれだけフィーリングが合ったのもあり、この二人は現実でも結ばれ、奥さんがいる渡部さんとしては不倫関係になってしまいましたが、その後は離婚し10年を超える交際にまで発展しました。
まあケイゾク見ている側からしたらお似合いすぎて、祝福されない不倫でも祝福する人が9割なのも、うなづけるでしょう。
SPECと舞台は同じでも、世界観はまるで違う。
SPECと舞台は同じですが、世界観は違います。
SPECは超能力要素が非常に強いので、非現実要素が非常に強い設定ですが、ケイゾクは後半こそSPECホルダーの朝倉が暴れますが、少なくても第7話までは一般のサスペンスドラマです。
同じ舞台で10年後という設定でも世界観はまるで違います。
第8話~最終回までのネタバレと感想
ここからキーとなる第8話から最終回までの一気に進むストーリーのネタバレと感想を書いていきます。
親友の麻衣子(西尾まり)に掲示板のオフ会に誘われ、柴田(中谷美紀)は一緒に参加します。
オフ会参加後、柴田は酔って記憶をなくし、気が付いたときには密室のラブホテルの一室で、オフ会に参加していた男性、原の死体が隣にありました。
その後他のオフ会男性である嶋村も殺害され、親友の麻衣子も命を狙われます。
しかし、柴田は推理の末、親友の麻衣子が犯人であることを突き止めます。
麻衣子は犯人であることを認めますが、「どうしてこんなことをしたのかわからない」「助けて」と言いビルから飛び降り自殺をします。
柴田は麻衣子が誰かに操られていたことを直感し、交際相手だった朝倉(高木将大)を調べ始めます。
朝倉のパソコンにハッキングした柴田は、朝倉が柴田の情報を募っていたこと、真山を監視していた事実を突き止め、真山(渡部篤郎)と朝倉の関係を係長に尋ねます。
真山の妹は7年前に朝倉達の少年グループに輪姦され翌日河川敷で自殺をしていたこと、物的証拠がないので法的に罰せられなかったことを知ります。
その後真山は、当時中学生だった朝倉を発砲したため、弐係に配属されたことを知ります。
朝倉以外の加害者少年は不振な死を遂げており、唯一昏睡状態だった目黒が目を覚ますも毒物で死亡。
その場に居合わせた真山が容疑者となり「SWEEP」と呼ばれる、世間に問題がばれない様に、警察内部の人間を抹殺する組織に真山は狙われることになります。
真山が妹の復讐のために殺人をしていると上層部が考える一方、柴田・野村係長は真山を信じ真山を追います。
しかし、真相に近づいてきた柴田が何者かに刺されます。それは、朝倉に操られていた同じ弐係の谷口(長江英和)で、真山も刺殺しようとするも、そのナイフで自らを刺し真山が谷口を殺したように見せかけます。
その後、病院で一命をとりとめた柴田の元に壺坂(泉谷しげる)と、木戸彩(鈴木紗理奈)がやってきます。
早乙女管理官(野口五郎)の指示で「SWEEP」は、壺坂の車に柴田がいると考え追跡しますが、壺坂はおとりで、木戸彩と一緒に柴田は逃げ出すことに成功しますが、壺坂は「SWEEP」の斑目(村井克行)に銃撃されます。
病院を抜け出した柴田は、弐係に戻り、発砲事件の資料を野々村係長(竜雷太)に問い詰めます。
その発砲事件の場所であり、真山と朝倉の待ち合わせになっている現場へと向かいます。
真山は銃を向けた状態で朝倉を対面しますが、今まで朝倉だと想っていた人物は朝倉によって顔を変えられた他人であり、朝倉は別の人物として生きていることを知ります。
知ると同時に朝倉の顔をした他人は死亡します。
その頃、警察署では野々村係長が「現在の早乙女の指紋が朝倉の指紋と一致した」ことを発見し報告します。
そしてラスト10分の最終場面に入ります。
真山は、妹が自殺した河川敷で早乙女と「SWEEP」に囲まれます。
そこで早乙女が自分が本当は朝倉であることを真山にイメージで伝えます。
真山はそのことに気づき朝倉(早乙女管理官である野口五郎)を撃とうとするも、「SWEEP」の斑目に銃撃され倒れます。
柴田がかけつけ朝倉であることを見抜き自首してくださいとピストルを構えるも、朝倉に撃たれ負傷します。
野々村係長や警察がかけつけ、朝倉は柴田を抱えてとどめに撃とうとするも、真山が鋭く朝倉を何発も打ち抜き、死亡します。
(真山が撃たれたのはプラスチック段だったため軽症)
血を流し虚ろな状態の柴田は「人生で一度だけでいいからキスというものをしてみたい」といい、最初は「演技でもない」と言う真山だったが、「真山さんどこにいるんですかー」という言葉にキスをする。
抱きかかえながら何度も柴田を叫ぶ真山だったが、柴田はそのまま涙を流し、目を閉じます。
エンディングが流れ、最後に霊安室で死亡した朝倉の指紋が変わっていることに気づきます。
「まだ生きてるのか、朝倉」
終
まとめ
サスペンスでありながら、真山(渡部篤郎)×柴田(中谷美紀)のコンビが素晴らしく、この二人だったからこそケイゾクはこんなにも素晴らしく、多くの人に愛されたのだと思います。
特に渡部篤郎さんのカッコ良さは女性だけでなく、男性すらも魅了しましたし私もその一人です。
第7話までの1話完結型のストーリーは誰でも楽しめる内容。
第8話以降は息をつく間もない展開の速さと刺激に感情に訴えるものがあります。
10年後の世界である「SPEC」とは別世界観であり、「SPEC」も良い作品ですがケイゾクには及ばないというのが正直な感想ですね。
ケイゾクファンは現在も根強くいますし、いつまでも愛される素晴らしい作品であることは間違いありません。
PS.
「真山がかっこ良すぎる」
とあなたが思っているのなら買って損はありません!
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