仙腸関節障害は安静にしてた方が良いの?
動いたほうがいいの?
の結論をお伝えします。
(もちろん私は医者でないので100%の保証はしませんが多分これで合ってるはず)
これは医者に聞いても「安静にしたほうがいい!」と言う医者と「動いたほうがいい!」と言う医者がいます。
結局どっちなの??
となるのはAKA患者あるあるです。
ではズバリ結論をお伝えします。
…
結論、どっちも正しい!
笑
え?どういうこと??
と思うかもしれません。
ですが以下に理由を解説していきます。
関節の性質
「間接の性質は、
動かしすぎはNG、
動かなすぎもNG」
覚えて欲しい事はこれです。
。
関節は動かしすぎると負担がかかります。
たくさん歩いたりして痛みやしびれが強くなった方もいるでしょう。
これは、動かしすぎと言うことです。
こちらはわかっているかと思います。
では逆に極端な話ですが、
12時間ベッドの上でピクリとも動かずに、姿勢もそのままでずっといたらどうなるでしょうか?
椅子に5時間座りっぱなしだとどうなるでしょうか?
これは動かなさすぎで固まります。
同じ姿勢をずっとするな、特に座り続けるな!
はすべての医者が言っていますが理由はこれです。
大雑把に言うとこのような感じです。
以上踏まえた上で医者の答えを見ていきましょう。
安静が大事と言う理由。
安静が大事と言う理由は明確です。
上記でお伝えしたように多くの人は動きすぎなので仙腸関節に負担がかかり、そのため動きが悪くなっています。
さらに炎症がある人であれば、安静にする以外で炎症を治す方法は存在しません。
よって安静にしろと言うのです。
これについては多くの人が理解しやすいかと思います。
問題は次です。
これを理解して医者に尋ねた患者がこう言います。
「何もせずにずっと安静にしたほうがいいですよね?」
これに対して医者はどのように認識するかと言うと、ずっと動かない事で関節が固まる事を危惧します。
その結果、
「いや少しは動いたほうがいいよ。」
と回答するのです。
なぜなら上記の性質でお伝えした通り、完全に何もしないでいると関節が固まるからです。
ここで患者が「あーそうなんですね。(え?どういうこと?? だけど、聞けない…)
となります。
ここまでがあるあるです笑
多分みんなここで止まります。
そこそこの日常生活を送っていれば、固まる事は基本的にはない。
また、覚えてほしいことは、そこそこの日常生活を送っていれば患者が思う以上に関節は動いているということです。
だって、安静にしていてもトイレには行きますよね?
着替えもしますよね?
飲み物、飲みますよね?
ご飯も食べますよね?
この時に関節が動いています。
ですので、それなりの生活をしてれば、まったく動かないで固まると言う現象が起こることは考えにくいです。
冷静に考えてみれば、着替えをするだけでもおそらく人体の数十ヶ所の関節は動いています。
トイレに行くだけでも、ベッドから降りてトイレまで歩いて、座って立ち上がって、またベッドに戻るだけで、間接は100回は動いているのでは?
トイレは1日何回行きますかね。
仮に6.7回だとしてももう1日数100回位は動いてるかと思います。
ですのでよほどの状況でない限り、固まると言う事は考えにくいのです。
ちなみに、私は一応念のため1時間に1回はベッドから起き上がり、水分補給したりしてますね。
さすがに1時間に1回起き上がって、数十歩でも歩いておけばまぁ安心です。
自分が医者であれば安静にしろと言う。
個人的ですが、基本的には安静と言うのが、医者として良いかと思います。
確かに論理的には動いた方が良いと言う事は間違っていないですが、多くの患者に誤解を抱かせます。
なぜなら、多くの患者は「動きすぎ」だからです。
世間の洗脳により「運動する事は良いこと!じっとしている事はダメ!」と植えつけられているからです。
ですので、ここで「動いたほうがいいよ!」と医者が伝えてしまうと患者は頑張って一生懸命歩こうとしたりするので、動かしすぎに該当してしまうからです。
その結果悪化しやすい精神状態になるかと思います。
まあ付け加えるとしたら、
「基本的に安静にしてください。
痛みなど症状が強くなる事は避けて下さい。
座り続けるなど、同じ姿勢が30分以上続く事は避けて下さい。
そして、安静にしつつ、無理のない範囲で家事をしたり自分のできる事はしてください。」
と伝えます。
やはり、人間使わなければ機能は衰えます。
ですので自分が正常にできることであれば正常になった方が良いです。
ご飯は自分で食べられますよね?
ですが、例えば1ヶ月間すべてご飯を人から食べさせてもらっていたら上半身の関節の機能は落ちるでしょう。
ですので、自分で食べた方が良いです。
もちろん自分ができない事は無理してしまうと悪化してしまうので、できない方はゆってはいけません。
足を骨折してる人が、「このままじゃ足の筋肉落ちちゃうし、関節も固まっちゃうから走らないと!」
と言ってたら絶対に止めますよね?
それと同じです。
その人の足の筋肉や関節の機能が落ちるかもしれませんが、それは骨折が完治してから段階的に慣らしていけば良い話です。
ですので、自分のできることとできないことを明確にすると言う事はとても大切なのです。
結局個人差があるから、明確な行動は存在しない
そして当たり前ですがこの障害は個人差が恐ろしくあります。
どんな行動が「動かしすぎ」なのかは、完全に人によって違います。
ましてや、軽症の人と超重症の方では全くレベルが違います。
ですのでこうした方がいい、ああしたほうがいいと医者が明確に患者に指摘することができないのです。
なぜなら、30分ぐらい歩いてまったく平気な人もいれば、3分歩いただけで痛みになる人もいるのですから。
ですので、自分の身体を理解し、
自分の身体の声を聞きながら
対応していくしかないのです。
…まあめちゃくちゃ難しいですが笑
もちろん炎症がある時期は絶対的に安静にしておいた方が良いです。
これは間違いないです。
ただ、AKAを何回か受け、もし痛みがどんどん落ち着いてきた、ほぼゼロになってきた、などであれば段階的にゆっくりと歩いたりして、少し動かしていくのもありでしょう。
ここで焦らずに「ゆっくり段階的」にというのがとても大切です。
良くなったからといって、いきなり週5で歩いたりするのは、間違いなく勇み足でしょう。
「動かしすぎ」に該当するので、再び悪化する可能性があります。
ですので、まず週1.週2.週3と段階的に試していくことです。
ここでテンション上がりすぎて調子乗るのはダメです。
まぁイメージとしてはそんな感じですね。
以上、気分でサクッと書きましたのであれですが参考になれば幸いです。
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