前に書いた初心者編向け記事の続きです。
⇒モンスターファーム2 初心者が簡単に殿堂入りできる育成12箇条【保存版】
初心者編に続き、中級者編を早速書いていきます。
初心者編より、少し頭を使うようになりますが、参考になれば幸いです。
目次
1.”プールバグ”の仕組みを理解しよう。
プールバグとは、プールのトレーニングを行うと必ず発生するバグのことです。
これはモンスターファームで、モンスターを育てるうえで知っておくべきバグです。
そのバグとは、丈夫さとライフの適性が逆になってしまうという現象です。
この現象の説明と、このバグで有利になるモンスターと不利になるモンスターを、実際のモンスターで説明してみます。
得するモンスター
まずは得するモンスターから。
以下が「ネンドロ」の適正です。
ライフ⇒A
丈夫さ⇒E
になってますよね。
これだけみると、ネンドロは丈夫さは伸ばしにくいと感じるでしょう。
実際軽トレーニングの「丸太受け」であれば適正はEのままで、全然伸びません。
しかし、プールバグの効果で、実際プールをやると適性がAとして能力が伸びてしまうのです。(逆にプールのときはライフはEとして扱われます)
なので、丈夫さの適正はEだが、ライフがAなので簡単に丈夫さを伸ばすことができるのです。
損するモンスター
以下が「モノリス」の適正です。
ライフ⇒D
丈夫さ⇒A
になってますよね。
これだけみると、モノリスは丈夫さは伸ばしやすいと感じるでしょう。
実際軽トレーニングの「丸太受け」であれば適正はAのままでよく伸びます。
しかし、プールバグのせいでプールをやると丈夫さはDとして扱われてしまうので、とても損です。(逆にプールのときはライフはAとして扱われるので、よく伸びます)
なので、丈夫さの適正はAだが、ライフがDなのでプールではあまり丈夫さを伸ばしにくいのです。
結論:ライフの適正は超大事で、逆に丈夫さ適正は優先度低い
以上のことから、「ライフの適正は超大事で、逆に丈夫さ適正は優先度低い」という結論になります。
なぜなら、例え丈夫さEでもライフがAなら余裕で丈夫さフルにできますからね。
逆に、紹介したモノリスのようなモンスターはとても損です。
- 特に得するモンスター:プラント、ワーム、ネンドロ、ニャー、コロペンドラ
- 特に損するモンスター:モノリス、ナイトン、アローヘッド、メタルナー
2.捨てステを作れ。
捨てる能力を作りましょう。
上級者になれば両方育てるのもアリですが、初心者や中級者は、捨てステを作っておくと効率が良いです。
なぜなら、集中した方が、能力を伸ばしやすくなるので、必然的に強くなります。
ちからかかしこさ、伸ばすのはどっちかに絞ろう
基本は、モンスターのちからとかしこさ、どちらかに絞ることです。
どちらにするかは、適性に従って下さい。
極端な話、ちからが1でも、かしこさが800あれば、余裕で殿堂入りできます。
実際のモンスターで説明してみます。
ちから⇒A
かしこさ⇒E
になってますよね。
ですので、ちからを伸ばしましょう。
基本的にかしこさは捨てて、伸ばす必要はありません。
ちから⇒D
かしこさ⇒B
になってますよね。
ですので、かしこさを伸ばしましょう。
基本的にちからは捨てて、伸ばす必要はありません。
ただし、ライガーはちから技も同じぐらい多くあるので、しっかりかしこさ技を取得して、バトルではかしこさ技だけで戦いましょう。
実際にちからを捨てで育てた「エコノキックス」
3.回避型が有利、丈夫さは一番優先度が低い
結論から言いますが、回避と丈夫さどちらが大事か?というと回避です。
MF2のシステム上、回避が高い方が勝ちやすいようにシステム上出来ているのです。
なので、どちらか悩んだら回避を優先するようにして下さい。
丈夫さはシステム上、優先順位が一番低いステータスであることだけは頭に入れておいて下さい。(当然あるに越したことはないので、少しは鍛えましょう)
4.体型補正とは?体型システムを知ろう。
モンスターファーム2では、体型システムが存在して、体型でモンスターの能力が変わってしまいます。
はじめにお伝えしますが、ここが本記事で一番複雑で説明しにくい部分です。
まず、すべてのモンスターは初期値はすべて0で生まれます。(ただし、合体の場合は合体元の影響を受ける)
最大で±100まで変動して、能力に影響を与えます。
「-100~+100まで存在していて、その値を4分の1にしたものが%として影響を与えます」
つまり、体系が激ガリ(-100)であれば、その4分の1は25%。
25パーセントなので・・・
回避が1.25倍になり
丈夫さが0.75倍に処理されるのです。
逆に、体型が+100であれば、その逆になります。
モンスターファーム2の神ローテである油草育成をしてると激ガリになる。
神ローテである、油草育成を続けていると、なんと勝手に激ガリ(-100)になります。
なので、回避が1.25倍になっていると考えて下さい。
逆に、丈夫さは0.75倍になっています。
この点からも回避型が有利なのです。
以下のピンクグジラ(激ガリ)で計算
例として、上記の能力のピンクグジラが激ガリ(-100)として計算します。(実際そうなので)
回避:664×1.25=830
丈夫さ:77×0.75=57.75
と計算され、これが実際のバトルのときの能力として処理されます。
モンスターファーム2のシステムでは、レベルが実際の能力になるので、回避のレベルは14⇒17になり、丈夫さは同じレベル2のままです。
この仕組みを知っておくと、お得ですよね。
逆に、フルパラなどであれば、損をしていまいますの調整が必要です。(999がMAXなので)
以下にMF2wikiの体型変動一覧を引用しておきます。
【体型変動一覧】
※ ぶるぁぁぁっくくぉっひいいいぃぃ参照
軽トレ 重トレ 修行1週 修行合計 -1 -2 -3 -12
- ズルでも同様に変動
- 失敗時は変動なし
- ノラモン戦は体型変動に関係なし
大会1戦 -2
- 公式戦の場合最大-14、相手が棄権した場合は変動無し
- 大会中には変動せず、大会終了後に変動
休養 +5
アイテムによる体型変化 カララギマンゴー +1 スタープルーン +1 グミ2種 +5 バリアメ、アルタケーキ +10 夏美草 -5 ホッカイイラブ -10 冬虫散 -24
- ソンナ・バナナ:+1,0,-1(寿命+1の時は+1,寿命が-1の時は-1,変動なしは0)
- コルトのケーキ:+15(意外に曲者なので調整中は注意)
エサによる体型変化 ジャガもどき -1 ミルクもどき +1 サカナもどき +2 ゼリーもどき -3 ニクもどき +6 ビタミンもどき +3
-100から体型を0近くにするローテ(油草育成の翌週を想定)
体型調整は、直前の状態に左右されるので、完璧なローテはありません。
ただ、油草育成の翌週を想定して、-100から体型を0近くにするローテは以下の通りです。
あくまで例なのでご参照下さい。
1ヵ月目
エサ | 1週 | 1週 | 1週 | 1週 |
ニクもどき(+6) | 休養(+5) | 軽トレ(-1) | 軽トレ(-1) | 軽トレ(-1) |
アイテム | バリアメ(+10) | バリアメ(+10) | バリアメ(+10) | バリアメ(+10) |
体型値 6 | 21 | 30 | 39 | 48 |
2ヵ月目
エサ | 1週 | 1週 | 1週 | 1週 |
ニクもどき(+6) | 休養(+5) | 軽トレ(-1) | 軽トレ(-1) | 軽トレ(-1) |
アイテム | バリアメ(+10) | バリアメ(+10) | バリアメ(+10) | バリアメ(+10) |
54 | 69 | 78 | 87 | 96 |
3ヵ月目
エサ |
ビタミンもどき(+3) |
アイテム |
99 |
以上で「バリアメ」をフル活用すれば、9週寿命が残っていればこれで体型は99増やせるので、-100だったとしても、-1になります。
-1は能力変化なしなので、能力そのままです。
まあ仮に96とかでも能力変化は1%です。
この1%の変化でモンスターのレベルが変わらなければ問題ないので、計算は必要ですが、レベルが変わらなければぴったりにこだわる必要はありません。
ここが確信です。
体型が激ガリ⇒ふつうになりました。
↓ ↓ ↓
5.強い相手にも勝てる効率の良いバトル方法4つ
①序盤は、とにかくガッツを99直前まで貯めよう。
序盤は、ガッツを溜めることに集中するので技を出すのは基本的に控えましょう。
なぜなら、同じ技もガッツ差があればあるほど、命中とダメージに比例して大きくなるからです。
そして、ガッツがあれば受けるダメージ量も減るので、序盤はとにかくガッツを限界まで貯めることです。
②相手にガッツを使わせて、ガッツ差を開かせてから攻撃しよう
逆に、相手にはガッツを使わせることです。
理想は、相手が技を使ってガッツ差が開いたときです。
自分のガッツ:95
相手のガッツ:15
とかになれば理想です。
このときに技を打てば、ダメージも命中も大きくなり最も効率が良いです。
もちろん99でずっといると、ガッツがもったいないので、その場合は使いましょう。
③敵モンスターはガッツ40以下だと技を使ってこない
敵モンスターはガッツが40以下だと技を使ってこない仕様になっています。(例外あり)
ただし、意味不明状態のときはうってきます。
なので、「意味不明にならなければ、ガッツが40以下で攻撃してこない」と覚えておくと有利に戦えるので、頭の片隅に置いておいて下さい。
④精度の悪い技や能力が低い技を使わせよう
精度の悪い技や能力が低い技を使わせることです。
例えば、Dランクにパルマーがいます。
能力と技は下記の通り。
これを見ればわかる通り、パルマーのちからは31と低く、かしこさは168とやや高めです。(それでも雑魚ですが、比較してという意味)
ですので、「ビンタ」と「つっつき」の間合いをなるべく維持しながらバトルします。
そうすると、所詮相手は人間ではなく、AIなので、「ビンタ」や「つっつき」を使ってくれる可能性が上がります。(必ずではありませんが)
結果的に、弱い技を使ってガッツを消費してくれるので、必然的に勝ちやすくなります。
くろべぇさんの参考動画
私が大好きなMF2くろべぇさんの実況動画なのですが、以下のような弱いステータスのランドオベリスクでもS公式戦に勝つことが出来ています。
特にガッツを限界まで貯めて大技を繰り出すパターンとしては、理想的なので見ておくといいでしょう。(バトルから再生されます)
このバトル動画も数ある動画の中でも、相当に面白いものです。(強運発揮しまくっていますがw)
6.冒険用モンスターを作って金を稼ごう(10万あれば育成が超余裕になる)
強いモンスターを作るには、お金が必要です。
ですから、冒険用モンスターを作ってお金を稼ぎましょう。
初心者のページでは「金稼ぎは大会がわかりやすい」と言いましたが、中級者以上であれば冒険が最も効率が良くなります。
おすすめはトーレス山脈(2月1週)です。
トーレス山脈行くべき3つのスポット
トーレス山脈で行くべき3つのスポットは以下の通り。
- B⇒金のかたまり(6000G)
- G⇒銀のかたまり(4000G)
- A⇒銀のかたまり(4000G) だんろ石(5000G)
トーレスのマップはwikiのこちらで見て下さいね。
基本は、B⇒G⇒Aと取得していきます。
ただし近道にかしこさ600必要なので、できたらクリアしておきたいところです。
1回の冒険で2万~3万ほど稼ぐことも十分可能です。少なくてもセーブ&ロードで1万は目標ラインにしたい。(モンスターによるけど)
冒険は寿命-2週なので(実質は+2週だが)、大会を上回る効率です。
また、黄金桃など今後も繰り返し必要なアイテムは冒険でしか手に入らないので、冒険用モンスターがいると非常に便利です。
その他、ジョーカーの再生なども冒険で達成できるので、再生条件クリアにも適しています。
おすすめ冒険用モンスター
おすすめ冒険用モンスターは、エコスライムです。(またかよw)
- ライフB
- かしこさB
- 早熟(冒険用なのでさっさと能力伸ばしたいので最適)
- 長寿
- ヨイモン
と冒険に最適モンスターとして最高です。
次点で、ヒネクレソウです。ワルモンなのが少し面倒で、それ以外はすべて理想的です。
冒険用モンスター育成手順
冒険用モンスターなので、伸ばす能力はライフとかしこさだけでOKです。
適当にめいそうと走り込みに励んで下さい。
お金が無くなったら適当に大会に出して稼ぎましょう。
冒険に行くために人気を稼ぐ必要もありますし。
ただ、修行でかしこさ技だけ1つ覚えておきましょう。エコスライムなら回避修行でパラポラビームだけ覚えて、連発してれば勝てます。
- ライフ700
- かしこさ700
が完璧な状態ですが、400程度でもそこそこの成果は出せるはずです。
ちからは100とかでも、何回かトライすれば障害物は壊せます。(もちろん高いほど、すぐ壊しやすくなりますが100でも壊せる)
理想的ステになったら、冬眠させて、また必要になったら冒険の前の週に復活させて休養させれば、翌週冒険に行くことが出来ます。
寿命を十分余らせておいた方が、いつでも活用できます。
まとめ
初心者より難易度は上がりましたが、以上です。
わからないことがあればwikiを見て見て下さい。
それでもわからなければ、コメント下されば、お答えします。
上級編も書くつもりなのでしばしお待ちをー。
参考 初代マーケットモッチーで殿堂入りしてみました。
初代マーケットモッチーで殿堂入りしてみましたので、誕生からの育成記録をまとめました。
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