- 感受性が強い
- 繊細である
- 生きづらさを感じる。
あなたがこんな気持ちを子供の頃から抱えていたのならHSPなのかも知れません。
目次
- HSPとは?
- 子供の頃から生きづらかった自分がHSPだと去年初めて知った。
- HSPとは?23の自己診断チェックリスト
- 1.自分を取り巻く環境の微妙な変化によく気づくほうだ
- 2.他人の気分に左右される
- 3.痛みにとても敏感である
- 4.忙しい日々が続くと、ベッドや暗い部屋など、プライバシーが得られ、刺激から逃れられる場所にひきこもりたくなる
- 5.カフェインに敏感に反応する
- 6.明るい光や強い匂い、ざらざらした布地、サイレンなどの音に圧倒されやすい
- 7.豊かな想像力を持ち、空想に耽(ふけ)りやすい
- 8.騒音に悩まされやすい
- 9.美術や音楽に深く心動かされる
- 10.とても良心的である
- 11.すぐにびっくりする(仰天する)
- 12.短時間にたくさんのことをしなければならない時、混乱してしまう
- 13.人が何かで不快な思いをしているとき、どうすれば快適になるかすぐに気づく(たとえば電灯の明るさを調節したり、席を替えるなど)
- 14.一度にたくさんのことを頼まれるのがイヤだ
- 15.ミスをしたり、物を忘れないようにいつも気をつける
- 16.暴力的な映画やテレビ番組は見ないようにしている
- 17.あまりにもたくさんのことが自分のまわりで起こっていると、不快になり、神経が高ぶる
- 18.空腹になると、集中できないとか気分が悪くなるといった強い反応が起こる
- 19.生活に変化があると混乱する
- 20.デリケートな香りや味、音、音楽などを好む
- 21.動揺するような状況を避けることを、普段の生活で最優先している
- 22.仕事をする時、競争させられたり、観察されていると、緊張し、いつもの実力を発揮できない
- 23.子供のころ、親や教師は自分のことを「敏感だ」とか「内気だ」と思っていた。
- HSPが生きるために心がける知恵と対策
- HSPの長所を伸ばすための3つの方法
- 傷つきやすいHSPが外部から心を守る2つの方法
- 傷ついたときにやるストレス解消方法3つ
- HSPの人がやってはいけないNGなこと3つ
- まとめ
HSPとは?
「高度に感受性が高く、敏感、繊細である人のこと」
正式には「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」と呼び頭文字をとって「HSP(エイチ・エス・ピー」と呼ばれています。
全人口の2割近くの人がHSPらしいです。
子供の頃から生きづらかった自分がHSPだと去年初めて知った。
私ももともと感受性が強く、「生きているのに向いていない」といつも思っていました。
感情の起伏も激しくて、ふとした一言ですぐに傷ついてしまうので自分で自分に呆れていました。
普通の人が普通にできることが、自分にはできないのです。
凄まじく精神消耗するのです。
最近知ったのですが、これはHSPと言うらしいですね。
HSPとは?23の自己診断チェックリスト
HSPとはどんな症状か、チェックリストをやるのが一番ですので、引用します。
1.自分を取り巻く環境の微妙な変化によく気づくほうだ
2.他人の気分に左右される
3.痛みにとても敏感である
4.忙しい日々が続くと、ベッドや暗い部屋など、プライバシーが得られ、刺激から逃れられる場所にひきこもりたくなる
5.カフェインに敏感に反応する
6.明るい光や強い匂い、ざらざらした布地、サイレンなどの音に圧倒されやすい
7.豊かな想像力を持ち、空想に耽(ふけ)りやすい
8.騒音に悩まされやすい
9.美術や音楽に深く心動かされる
10.とても良心的である
11.すぐにびっくりする(仰天する)
12.短時間にたくさんのことをしなければならない時、混乱してしまう
13.人が何かで不快な思いをしているとき、どうすれば快適になるかすぐに気づく(たとえば電灯の明るさを調節したり、席を替えるなど)
14.一度にたくさんのことを頼まれるのがイヤだ
15.ミスをしたり、物を忘れないようにいつも気をつける
16.暴力的な映画やテレビ番組は見ないようにしている
17.あまりにもたくさんのことが自分のまわりで起こっていると、不快になり、神経が高ぶる
18.空腹になると、集中できないとか気分が悪くなるといった強い反応が起こる
19.生活に変化があると混乱する
20.デリケートな香りや味、音、音楽などを好む
21.動揺するような状況を避けることを、普段の生活で最優先している
22.仕事をする時、競争させられたり、観察されていると、緊張し、いつもの実力を発揮できない
23.子供のころ、親や教師は自分のことを「敏感だ」とか「内気だ」と思っていた。
(出典:「ささいなことにも動揺してしまうあなたへ」)
(著者:エイレン・N・アーロン)
以上の質問のうち12個以上に「はい」と答えた場合はおそらくHSPに該当します。たとえ「はい」が1つか2であっても度合が極端に強いときはHSPに該当するかもしれません。
チェックリストで該当したのは私は19個ですね。
自己分析も含め書いていきます。
1.自分を取り巻く環境の微妙な変化によく気づくほうだ
敏感ですね。誰よりも早く気がつきます。
2.他人の気分に左右される
この症状は非常に強かったですね。
良くも悪くも周りの人の感情に左右されます。
例えば、ネガティブな相談をされると一緒に落ち込んでしまったり、ピリピリしている人の近くにいるだけで胃痛に苦しめられます。
逆に赤ちゃんや気分が最高にポジティブな人の近くにいるとそれだけで心地よい気持ちになれます。
3.痛みにとても敏感である
特に具体的エピソードはありませんが、YES
4.忙しい日々が続くと、ベッドや暗い部屋など、プライバシーが得られ、刺激から逃れられる場所にひきこもりたくなる
YES!YES!YES!
これがないと無理ですね。
自分ひとりの時間がないと窒息しそうになりますし、精神の安定が得られません。
5.カフェインに敏感に反応する
リポビタンDを1本飲むと朝まで眠れないので、3分の1しか飲めませんでした。
今でも昼以降は絶対にカフェインは摂取しません。
6.明るい光や強い匂い、ざらざらした布地、サイレンなどの音に圧倒されやすい
特に具体的エピソードはありませんが、YES
7.豊かな想像力を持ち、空想に耽(ふけ)りやすい
ひとりでいるときの8割ぐらいは空想しています。
それが当たり前だとハタチぐらいまで生きてきました。
むしろ一般的な人がなぜそんなに空想しないのか今でも理解できていません。
8.騒音に悩まされやすい
騒音が嫌いでとにかく避けて生きてきたので、悩んではいませんね。
9.美術や音楽に深く心動かされる
人間は本来は美しいものが好きだと思います。
美しいものはどんなジャンルでも、美しいと感じることが何より大切だと思っています。
10.とても良心的である
自分で言うしかありませんが、そうですね。
だって、そうしないと自分が気持ち悪いのです。罪悪感が沸いてくるのです。
11.すぐにびっくりする(仰天する)
現在はそうではありませんが、もともとはそうですね。
12.短時間にたくさんのことをしなければならない時、混乱してしまう
特に具体的エピソードはありませんが、YES
13.人が何かで不快な思いをしているとき、どうすれば快適になるかすぐに気づく(たとえば電灯の明るさを調節したり、席を替えるなど)
人の気持ちは読み取りやすいので、そうですね。
14.一度にたくさんのことを頼まれるのがイヤだ
これはそれほどではないですね。初めてのNO
15.ミスをしたり、物を忘れないようにいつも気をつける
これはそれほどではないですね。2回目のNO
16.暴力的な映画やテレビ番組は見ないようにしている
もちろんYES。
17.あまりにもたくさんのことが自分のまわりで起こっていると、不快になり、神経が高ぶる
心がザワついて傷つきますね。
18.空腹になると、集中できないとか気分が悪くなるといった強い反応が起こる
これはそれほどではないですね。3回目のNO
19.生活に変化があると混乱する
急な変化や自分から望んでいない場合はそうですね。
一種のパニック状態になります。
20.デリケートな香りや味、音、音楽などを好む
YES。
21.動揺するような状況を避けることを、普段の生活で最優先している
傷つかないための防衛線ですからね。
以前よりは柔軟に対応するようにしています。
22.仕事をする時、競争させられたり、観察されていると、緊張し、いつもの実力を発揮できない
YES。人から見られることじたい萎縮しますし、意識して実力は発揮しにくいですね。
23.子供のころ、親や教師は自分のことを「敏感だ」とか「内気だ」と思っていた。
これはそれほどではないですね。4回目のNO
環境変化は苦手ですが、仲良くなった友人といれば内気になることはありませんでした。
HSPが生きるために心がける知恵と対策
HSPが生きるために心がけること知恵と対策は3つあります。
- 1、強い感受性を生かして長所を伸ばすこと。
- 2、繊細な心を外部から身を守ること。
- 3、やってはいけないことをやらないこと。
以上3つです。
HSPの長所と短所を説明しつつ、自分の経験を元に1つ目から書いていきます。
HSPの長所を伸ばすための3つの方法
1.芸術的なものに触れたり創作をする。
感受性が強い人(HSP)の人の最大の長所です。
芸術的なものに触れて、その美しさや喜びを味わいましょう。
感受性を発揮して創作活動ができれば理想です。
ありのままの自分でいる時間を増やし、感性を発揮している自分でいることです。
現実社会で傷ついたことも、芸術的なものが癒してくれます。
普通の人が10感動するとしたらHSPの人は100感動できます。
感受性が強いというのは、物事を深く読み取る力があるのです。
そんな自分を誇りましょう。
この時間はHSPの人にとって絶対的に必要な時間です。
2.強い共感能力を人のために使う。
感受性の大きな特徴は共感能力の高さです。
強すぎる共感能力で苦労することの方が多かったでしょうが、これを他人のために使いましょう。
普通の人は人の話を論理的に聞く人の方が多いようです。
しかし、HSPの人は感性で話しを聴く人がほとんどのように思えます。
話している相手と同調する力が強いので、相手にもそれが伝わります。
相手にもそれが伝わるので、「この人は本当に共感してくれている」と感じやすくなります。
そんな人が近くにいるだけでどれほど心強いでしょうか。
※ネガティブな話に同調してしまうと、後述するようにデメリットにもなりますがそれを回避する知恵も後ほどお話します。
3.感謝されることをする。
- 「ありがとう!」
- 「あなたがいてくれてよかったわ!」
- 「本当に助かったよ!」
感謝されると本当に嬉しいですよね。
そんな人からの感謝もHSPの人は普通の人の何倍も感じることができます。
温かく喜びの気持ちで心を満たしてくれます。
この温かい喜びの気持ちは、エネルギーを生み出してくれます。
疲れやすく、エネルギーが不足しがちなHSPですが、感謝の気持ちはあなたのエネルギーを増やしてくれます。
この感謝の気持ちはHSPの人の強い喜びとなりますので、人の助けとなることをすることがあなたのためになるのです。
傷つきやすいHSPが外部から心を守る2つの方法
言うまでもありません。
無神経な人や攻撃的な人と接してしまうと心がズタボロに傷ついてしまいます。
本人は本気で言ってなかったり軽い気持ちで言っていたとしても感受性が強いと何倍にもダメージを受けてしまいます。
「そんなことで?」
と周囲に言われたことも一度や二度ではないでしょう。
言われたその日の夜はもちろん、何年経っても思い出したりしまいますよね。
私も小学生時代に言われた言葉を今でも覚えていたりして、勝手に思い出して勝手に傷ついたりしていました。
(逆に自分が言った側で「もしかしたら自分のあの言葉で相手を傷つけちゃったかも知れない・・・」と10年以上前のことを罪悪感で思い出したりもします)
傷つきやすいHPSが外部から自分の心を守るための方法です。
1.無神経な人とは徹底的に関わらない
無神経な人とは、とにかく関わらないことを徹底するのです。
悪意を感じたらすぐに逃げることです。
例えば人の悪口が始まったとします。
HSPの人はネガティブなことを周囲が話しているだけで気分が悪くなり、体調不良になることもあるほどです。
ですので、そんな悪口が始まりそうになったらその場からすぐに立ち去ることです。
熱い鉄板に手を乗せたら瞬時にパッと手をはなしますよね?
それと同じぐらいに瞬時に逃げることです。
ネガティブな話をされると、こちらも同調してしまったり気分が悪くなってしまうのがHSPのデメリットでもあります。
ですので、もしあなたが会話の主導権を握れるのなら、「今日は良い天気ですよね」でも構いませんので、瞬時に話題を変えることです。
2.世の中の価値観ではなく、自分の心の価値観で生きる。
世の中の価値観ではなく、自分の心の価値観で生きることです。
なぜなら普通の人の幸せと、HSPの人が幸せと感じるものがあまりにも違うからです。
- とにかくお金が欲しい。
- 豪華な一軒家が欲しい。
- 異性からモテたい。
上記の物質的なものを手に入れたいと思っているのが普通の人です。
しかし、こんなもの手に入れてもHSPの人はちっとも幸せではないのです。
そんなことよりも
- 大好きな人と穏やかに過ごせる時間があること
- 美しいものを創造したり鑑賞すること
- 大好きな物に囲まれ心地良い気分になること
このように自分の心のままに生きることに幸せを感じます。
私も一般人のような世間と同じような幸せをがいいのかな?と普通のサラリーマンになってみましたがやっぱり違うんですよね。
いくらたくさんお金をもらっても自分の心に嘘をついて生きるのはHSPの人にとって苦痛でしかありません。
物質的な価値観を求める世の中の価値観ではなく、自分の心のままに自由に生きること、自分の気分がよくなることこそがHSPの人にとって本当の幸せを感じられますのでこれを追求しましょう。
傷ついたときにやるストレス解消方法3つ
傷ついたときに効果があるストレス解消法を3つご紹介します。
言うまでもありませんが、ふとした外部からの刺激ですぐに傷ついてしまうのがHSPの最大の生き辛さです。
完全に傷つかずに生きていくことは難しいですので、傷つくことを想定し正しくストレス解消を行うのが大切です。
1.涙を流してストレスも一緒に流す
できれば涙を流すのが一番です。
涙を流すことでストレスが大幅に軽減するのは実験で証明されていますし、私も実感しています。
やはり芸術性があり感性が刺激され、癒される作品、あなたが大好きな作品などがいいですね。
私は子供が大好きなのではじめてのおつかいをひたすらみます。
そもそも子供のオーラは純粋でまっすぐなので見ているだけで基本的に癒されます。
最近では、姪っ子が可愛いすぎるので、一緒に遊んだり、妹から遊んでる動画を送ってもらい、平気で50回ぐらい見返していますw
やっぱり泣くとスッキリするので次の日はがんばれますね。
こういった心癒される作品を深く感じることができるのが感受性の最大のメリットですからね。
信頼している友人に話すのもいいですが、ひとりで気軽にできるのなら、映画やドラマなど大好きな作品を見るのが一番ですね。
2.紙に書いてストレスの放出と整理を行う
「紙に書くなんてめんどくさい。」
「意味が無い。」
と私も思っていましたが、うだうだ3時間考えているより10分紙に書いたほうが確実にすっきりします。
紙に書くというのは単純に見えて、感情の整理に大変向いています。
紙は2枚用意し使い方を変えます。
4-1.ひたすら感情を書いてストレス放出
1枚目の紙にはひたすら「感情」を書きます。
マイナス言葉のオンパレートでかまいません。
逆に超ポジティブワードでもかまいません。
想いに身を任せてひたすら自由に感情を書きなぐります。
誰も見る人はいないので何も気にする必要がないのがいいですね。
4-2.理性的に書いて対策を書く
2枚目の紙には理性的で「現実的なこと」を書きます。
こうこうこうだけどどうなのか。
自分の頭の整理をします。
感情と理性と別にするのがポイントです。
一緒に書いてはいけません。
ひたすら思い悩んで思考がぐるぐるとなるよりも紙に書いたほうが圧倒的にスッキリします。
「悩んだら紙に書く」というのを身に着ければ悩む実感が圧倒的に少なくなります。
3.運動をしてストレス発散
感受性が強かったり日ごろから考え事ばかりしていると、いつのまにか「エネルギーが自分の内側」にばかり集中しています。
どうですか?
自分の意識が自分の内側に集中していることが多いと感じませんか?
悪いことではないですが、向きすぎるとストレスがたまりやすくなってしまうんですよね。
ですのでこれらを一時的にでも外に向けます。
一番良いのは運動などスポーツですね。
科学的にも運動する事でストレスが軽減されることは証明されていますし、実際からだを動かすとすっきりしますよね。
ありふれたことですが、HSPの場合は意識が内側に向きすぎてしまいストレスがたまりやすいので、これを外に向けることでストレス軽減効果があります。
HSPの人がやってはいけないNGなこと3つ
やってはいけないNGなことです。
すべて過去の私はやっていましたが、結局ズタボロに傷つきます。
そして、これをやる限り永久に幸せになれなくなります。
やってしまう気持ちは大変わかりますが、やらない方向に持って行きましょう。
1.感受性をなくすこと・感じることを止めること
感受性は絶対に閉じてはいけません。
一般的な社会生活を送るには強い感受性は邪魔ですし大きな障害になります。
そんなつらいめにあって
「生きるのに向いていない」
「感受性がない普通の人になりたい」
「ガサツな人間になりたい」
あなたがそう思ったことは必ずあるはずです。
私も数百回と思っていました。
しかし、それだけは絶対にしてはいけません。
感受性があるということは一番大切なことです。
感受性があるということは物事を深く考えることができる。
喜びや幸せを深く味わうことができるという最大の長所があります。
でもこの強すぎる感受性をなんとかしたい。
対策としては、「出し入れできるようになる」のです。
閉じてはいけないし、常に発揮していては今の社会生活を送るのには精神的に消耗してしまいます。
だから、強い感受性を発揮させるときと発揮させないようにするときとでにコントロールできるようになることです。
「そんなことできるわけがない。」
と私も信じて疑っていましたが、実際以前よりコントロールできるようになりました。
もちろんすぐにできたわけではありませんし、精神状態が悪い時はコントロールすることはできませんが、消すよりは遥かに良い状態です。
感受性が強い人が感受性を閉じたら、長所が吹き飛んでしまいますので、大変にもったいないことです。
2.被害者ぶらないこと・悲劇のヒロインにならないこと
感受性が強く傷つきやすいのは間違いありませんが、無意識に悲劇のヒロインになってしまうことがあります。
悲劇のヒロインでいることは、それはそれで心地よいのです。
なんせ周りのせいにするのは本当に楽ですから。
ただ、周りのや感受性のせいにしてしまうと、何も努力しない自分になってしまうのです。
自分の身を守るための知恵を考えようとしなくなります。
これは感受性が強いとは別問題で、ただの甘えです。
(こんなことを言っていますが、私も10代の頃はさんざん被害者ぶってきています)
たしかにあなたが感受性が強いのは誰のせいでもありませんが、この世であなただけではありません。
同じように感受性が強くても立派に生きている人もたくさんいます。
もちろん中学生や高校生など幼いころは多少は仕方ありません。
「あいつがわりいんだ。」
「おれはわるくない。」
私もずっとまわりのせいにしてきました。
ただまわりのせいにしていたらいつまでたっても変われないんです。
これは気づくしかありません。
最初は認めないでしょうし、私も認めたくありませんでしたから。
本当にまわりのせいにしているってラクチンですからね。
最初は烈火のように怒り狂ったり深い悲しみに襲われるかもしれません。
朝まで泣いてもかまいません。
ものにあたってもかまいません。
叫んだりしてもかまいません。
初期の段階では必要なことですし、自然なことです。
逆にこれさえ乗り越えられれば、感受性をコントロールできるステップにすすめるので歓迎しましょう。
3.すぐに傷つく自分を責めないこと
感受性が強いとほんとにちょっとしたことで落ち込みますよね。
周りからしたら
「え?そんなことで?」
「弱すぎない?」
「大したことないだろ?」そう言われてさらに傷つく・・・・
そして、自分を責めてますます自分のことが大嫌いになっていく・・・
負のスパイラルですよね。
こんな経験は何度もしていると思います。
ひとまずいったん落ち込んでいいのです。
傷ついている自分を受け入れて認めてあげるのです。
素直に落ち込んでおきましょう。
素直に認めると傷が回復するのも早くなります。
まとめ
本当に感受性が強いと生きていくことすら大変ですよね。
「生きているのに向いていない」
「感受性をなくしたい」
「この世からおさらばしたい」
何度思ったことでしょうか。
しかし感受性があることは喜びや楽しさ、美しさを普通の人の数十倍味わうことができます。
「人の何倍も苦労するが、人の何倍も深く生きることができる」
悲しみや苦しみも人の数倍ですが、喜びや楽しさも人の数倍感じることができるんですよね。
ですので、長所に目を向けましょう。
美しいもの・創造力・ひたむきに愛する気持ち、人生を生きていく上でこういったものにエネルギーを注ぎましょう。
感謝されることはHSPの人にって強い喜びであり、疲れやすくエネルギー不足に陥りがちなHSPのエネルギーすらも増長してくれます。
そうすることで、自分自身を肯定し、感受性が強い自分を愛することができるようになります。
私もHSPの特性が強いので、このコラムすごく共感しました。職場の周りの人は、物質的なものを求める人が多く、飲み会などでは毎回苦痛で飲み会の後どうしようもない気持ちになったり、体調と心の調子が悪い日が続くので、基本は参加しない方向にするように、少し前に決めました。感受性が強いと本当に生きづらいですよね。私も仕事は大好きですが、職場の人たちとの関わりで調子が悪くなることが多く悩んでいたので、とても参考になりました。
感受性をなくそうとはしないで、コントロール(これが一番難しい。)の術を見つけたいと思います。
ふわふわさん>コメントありがとうございます!
飲み会は苦痛ですよね、、
参加しない方向で正しいと思います。
私も大人数の飲み会は凄まじく精神を消耗するので、4人以下の下品なことを言わない落ち着いている人としか飲みません。
参考になったとのお言葉は、とても嬉しく書いてよかったと思えます。ありがとうございます。
感受性が長所でもあり短所でもあるので、出し入れできるようになれば理想ですね。(なかなか難しいですが)
私の場合は、傷つきそうな場面になったら、「今は奥にしまっておこう」と自分で指示を出し、終わったら「もう出てきても大丈夫だよー」と自分で言うような形にしています。
子供じみていますが、何回かやっていると何もしないより効果はあります。(ご参考になるかわかりませんが・・・)
自分の感受性を大切に守って尊重したいですね。
感受性を奥にしまうのは難しいですが、たとえむき出しにして分かってもらおうとしても、物質的なものを求める人たちとは平行線になってしまいますよね。
色々共感できました。
ありがとうございます。
ふわふわさん>尊重していくのは間違いないですね。
物質的な人とは、まるで違う人間ですから仕方ありません。
わざわざご返信頂きありがとうございました。
とてもためになる記事でした。私もHSPの傾向があり感受性が強すぎる(しかも最近までそれを自覚していなかった)ため、悪意ある人がしゃべっている空間にいるだけで具合が悪くなったりしていました。
まのさんの他の記事もちらり拝見して楽しく読ませていただいたので、これからも覗きに来ます!
yagiさん
>コメントありがとうございます!
悪意ある人といると、こちらも無意識に影響を受けてしまいますからね(>_<) 私も実際体調不良になりますので、共感します^^ お褒めのお言葉ありがとうございます! ブログなのでジャンルはバラバラですが、思ったことを書いていますので月に数回でも来ていただけたら嬉しいです!( ´ ▽ ` )ノ
感受性をなくしてはいけない
というところ、とても納得できました。
普通になりたくて、感じることにフタをして、、でもフタをし切れなくて苦しい日々でした。
上手く折り合いをつけて生きている方がいて、励みになりました!
mackeyさん
>コメントありがとうございます!
感じることにフタをしても結局苦しくなるだけですからね^^
HSPのほとんどが体験していることですので、mackeyさんだけではありません。
励みになるとのお言葉、ありがとうございました!^^
この記事を読んでとても心が軽くなりました。私も小さい頃から生きづらさを感じており、考えすぎだよと周りに言われる度に、感情なんて無くなれば楽に生きれるのにと自分を責めていました。悪意のある人のそばに居るだけで自分に対して向けられて無くても辛くて、物質的なものより精神的な幸福を求めても共感してもらえず、自分が普通じゃないからなんだと落ち込んでいました。
感受性をなくしてはいけないという言葉が、今まで否定し続けてきた自分をこのままでいいんだと感情無くそうとしなくていいんだと心に響きました。
自分と同じように感じて生きてる方もいらっしゃるとわかったことが何よりうれしかったです。
ありがとうございました。
momoさん
>コメントありがとうございます。
生きていく上で感情は邪魔だと、つい感じてしまいますよね・・・。
しかし、感情や感受性を失くしたら、一時的に楽にはなりますが、反動でもっと苦しくなってしまいます。
すべての性格に長所と短所があります。
自分の強い感受性を受け入れた上で、生きていくための知恵を身に着けることで、以前よりは間違いなく生きづらさが軽減していきます。
心に響いたとのお言葉、心から嬉しく思います。
ありがとうございました。
はじめまして。HSPに加え、パニック障害に悩まされているものです。
私がHSPだと気付いたのはつい最近のことでして、聞いたこともない病名であったこともあり、自分なりに本やネットで情報を集めていたところ、まの様のサイトにたどり着きました。
上のHSPについてのコラムの他にHSPの人が向いている職種や、幸せについてのコラム等も拝読させていただきましたが、共感できる部分も多い一方で、自分の精神や人生に難儀している私にそっと生きるヒントをくださるような内容も沢山あり、とても参考になりました。
最近では気分が落ち込んだ時や、1日の始まりにコラムを読み返して、やる気スイッチを押すようにしております。また、まの様宛に寄せられておりますコメントを読んで、自分だけではなく多くの人がHSPに悩まされているのだということを認知することが出来たことも、私を勇気付けてくださいました。
長くなってしまいましたが、このような経験をさせて下さり、本当にありがとうございました。
Marikaさん
>コメントありがとうございます。
HSPとパニック障害でお悩みなのですね。
「とても参考になる」「1日の始まりにコラムを読み返している」など嬉しいお言葉ありがとうございます。
記事でも書いていますが、お礼コメントはとても励みになるのでもらえると純粋に嬉しいです。
自分だけではないと思うと孤独感が和らぎますからね^^
月並みの言葉となりますが、わざわざお礼のコメント本当にありがとうございました^^
初めまして。つい数日前にふとしたことがきっかけでHSPを知り、自己診断で自分がそうであると知りました。そこから色々とHSPに関する情報を得ると、ほぼすべてに共感でき、やっと幼少期からの言葉に出来ない不安や苦痛の原因が分かりました。こういう場所にコメントするのは初めてですが、まのさんの「心を守る方法」「やってはいけないこと」を読み、自分の心を守る方法があることを知り、心の芯にある何かが癒されるように感じました。これから一歩づつ、感受性を否定せずに自分の心に寄り添って生きて行けたら、と思います。 どうもありがとう。
TOMOさん
>コメントありがとうございます。
普段コメントをされない方なのに、わざわざして頂いたこと。
書き手としてとても嬉しく思います^^
感受性を否定してしまいますと、どうしても苦しくなってしまいます。
(皆最初はやってしまいますが)
コメントの通り、自分の感性を肯定しつつも、寄り添って生きていかれること願っております。
こちらこそ心のこもったコメントありがとうございました^^
あまり実感がなかったのですが、ふと最近自分自身の形質についてきがついて調べている間にたどり着きました。自分と他者の違いって、おそらく、大いにあるんだろうなぁ、と思いながら拝見しました。徹底的に近寄らない・・・・そうですね、それがいいですね。勉強になりました。ありがとうございます。
ちうすけさん
>コメントありがとうございます。
近寄らないことが大切ですね。
嫌だ嫌だと言いながらも、結局関わっている人が意外と多いのです。
ですので、自分の身を守るためにも、適切な知恵を身につけることが大切なのです。