HSPだと傷つきやすいですよね。
傷つきやすいので、些細なことでストレスが蓄積されて、気が付いたらイライラしてしまう。
怒りがおさまらない。
どうにか感情を安定させたい。
しかし、どうしょうもなくてイライラした感情を誰かにぶつけてしまう。
そして我に返ると「どうして自分はあんなに怒っていたのだろう?」とさえ思う。
そして、罪悪感を感じ、自分に自信がなくなってしまう。
私もこのようにHSPで苦しんで生きづらさを感じていました。
ついさっきまでは普通だったのに、突然沸騰したマグマのように怒りの感情がこみあげてきて、感情の制御ができないのです。
そして、そんな自分をわかってはいるもののどうしょうもできない。
そんな怒りを制御できない人のために、心を安定させる方法をお伝えします。
目次
怒りを押さえつけるのはNG!イライラして怒る自分でもOK!
多くの人が間違って行うのが、自分の怒りの感情を押さえつけてしまうことです。
一時的には収まったとしても、自分の感情を押さえつけると、必ずしっぺ返しを受けるように人間はなっています。
必ず、症状が悪化します。
そもそも怒りはエネルギーです。
怒っているあなたには生命エネルギーが大量に出ています。
鬱状態で「生きていたくない・・・」と落ち込んでいるよりも良い状態なのです。
イライラして怒る自分でもOKなのです。
逆に無理に怒りを静めると、鬱状態になってしまったり強い悲しみが襲ってくるでしょう。
怒る自分でもOKだが、怒りで人を攻撃するのはNG
怒る自分でもOKですが、怒りで人を攻撃するのはNGです。
怒りは人に向けたら凶器になります。
人の心を傷つけ、傷ついた人がまた誰かを傷つけることもあります。
「キレたら人間関係が切れる」とはまさにその通りで、人間関係がキレます。
しかし、怒りのコントロールをしなければこのようにマイナスな出来事ばかり起きてしまいます。
ではいったいどうしたらいいのでしょうか?
方法は2つあります。
1、自分で消化できるようになる
1つ目は、怒りを自分自身で消化できるようになることです。
運動や趣味など好きなことをするのは有効ですが、あまりに怒りが強い場合は、それだと不十分な場合があります。
その場合は「感情のまま書くこと」です。
ポイントは「感情を感じ切りながら、感情のまま書くこと」です。
感情を感じ切りながら、書くことで怒りの感情を消化することができます。
もちろん、ネット上ではなく、紙がおすすめです。
どうしてもネット上が良いのなら、絶対に公開しないことが条件です。
公開すると、同じ感情の人を引き寄せてしまいますので、悪いことしか起きません。
2、仕事や目標達成の原動力にすれば情熱になる!
2つ目は、仕事や目標達成の原動力にすることです。
実は怒りの感情を利用して人生の成功を収めている人はたくさんいます。
怒りの感情でノーベル賞を受賞した中村修二
本人の発言通り「怒りがなければ何も成し遂げられなかった」と断言しています。
青色発光ダイオード(LED)の開発でノーベル物理学賞の受賞が決まった米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授の中村修二さん(60)は7日、同校で記者会見し、「怒りがすべてのモチベーションだった。怒りがなければ何も成し遂げられなかった」と研究生活を振り返った。
引用:https://news.yahoo.co.jp/byline/usuimafumi/20141008-00039797/
ダイエット成功は彼に振られて見返してやる!という気持ちの時が一番成功する!
一般的な事例だとダイエットでしょう。
ダイエットは普通に挑戦しようとしても99パーセントの人が続けられず挫折します。
しかし、「振った彼氏を見返してやる!」という思いで、成功してしまう人は大勢います。
この場合「見返してやる!」という怒りの感情を原動力にすることで、つらい食事制限や運動でも続けられてしまうのです。
「綺麗になって見返してやる!」という言葉はよく聞きますが、実際振られた直後が一番きれいになれるチャンスかも知れません。
まとめ
怒る自分でもOKです。
怒りの感情を感じている自分を肯定しましょう。
しかし、怒りを人に向けるのはNGです。
怒りのコントロールは「技術」ですので、紹介したコントロールする技術2つで、少しずつ習得していきましょう。
怒りほどコントロール次第で変わるものはありません。
怒りを情熱に変換させれば、人生を成功させ、自分の夢や目標を達成するほどのエネルギー源になります。
逆に怒りを人に向け恨みや復讐に身を焦がせば、人を傷つけ、永遠に孤独と破滅を彷徨う人生になります。
どんなに優秀な人でも、怒り次第では破滅してしまいます。
逆に平凡な人でも、怒りさえうまく情熱に出来れば、人並み以上に仕事が出来たり目標を達成できるでしょう。
怒りもエネルギーだから殺しちゃだめだよね。
人に向けたら良くないけど、仕事や原動力にするのは情熱になる。
最近は、抑えて温厚な人でいたけど、今後は本来の反骨精神旺盛で怒りもある自分でいよう。
怒りのコントロール重要。— まの しんじ (@manoshinji) 2018年12月7日
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